参加者17名。過去に行った吸引式インスリンの治験報告。最大のメリットは注射をうたないということでした。
今回は歴浅の患者さんも参加されていたので、目薬をさす感覚で人前で違和感なくできる吸引式、吸引式は見過ごされがちなインスリン患者のライフスタイルを変える可能性について考えさせられる興味のある話題提供でした。
吸引式自体、肺からインスリンを吸引することの安全性が確保できないとの理由（推測）からその後中止となりましたが、注射をうつという行為が宿命付けられている我々にとっては今後医療の進歩によって薬の改善と同じレベルでライフスタイルが改善されることを切に望んでしまうところです。

さて、今回参加された方の中で、母親が最近発症し、外出先でいちいちトイレに行って注射をうつことや、日々気をつけなければいけないことのしばりで家に閉じこもりがちになってしまっているとのことでした。
そのような方にこそこのような勉強会が存在しているといっても過言ではない！と断言できます。ぜひ一度参加してはじけていただきたいと思う次第です。
つきあい方次第で生き方は変わる、という考え方が私たちの共通理念でありますのでそんな方々、たくさんのご参加お待ちしております！