私のかわいい友人､エバです。前ページの写真は､彼女のかわいがっているうさぎたちです。動物をたくさん飼っていました。
一緒に暮らしていた大家さんの娘さんで、(この当時8才）この子のおかげで私は大変語学が上達いたしました。(笑）なにしろ、ベルギーに到着して間もない私が､荷物を広げるたび「これは何？」「それは何？」の質問攻めだったのですから。
エバにはお兄さんがいますが､その影響か彼女はとってもおてんばで､男勝りです。しょっちゅうけがをしては、また懲りずに高い塀を登ったり､サッカーをしたりして遊んでいました。しかしそんなエバも今年で12才。少しは大人になったかな？この夏､たった一人で日本に遊びにきました。（あんまり変わってなかったけれど！）
留学して､何が一番よかったかと聞かれたら､私はこんな素敵な友達たちと出会えたことだと思っています。帰国するときにはいろいろ悩みましたが、結局､最終的に一番寂しかったことは､勉強を終えることではなく､こうした人々とお別れしなくてはならないことでした。(遠いから､めったに会えないものね）別の世界に飛び出したことで､自分の視野が今までよりも広がったり､いろいろな経験ができたり、たくさんの人と知り合いになれたことは､私にとっての財産だと思っています。